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[第Ⅱ部]

【吐く息は声と共に】  本論文の独自な点で、[第Ⅱ部]となる、「発声」によるリラックス法ですが、地を這いずるストレスまみれの疲労時には、初め怨念の籠もった背くぐまる声から経典の世界に入り、やがて次第に普段の平常心の調子を取り戻し、また、心が休まっている時の読経は、美しい経典群に清められ高められて更に上方の極楽へ朗々と背伸びしてゆくような心地がします。

【ご利益(りやく)とは呼ばずとも】  自ら読経を始められる方々は、初めご先祖様という固定観念に縛られている人が多いのですが、ここまで来ると、いつの間にかご先祖様と共に、自分の心身にまつわる意識が読経のテーマへと移って行かれます(即身成仏)。
  読経を始めると徐々に、心身がぽかぽかと温かくなります。 「阿弥陀仏の不可思議の無量光に照らされて」とも言えますが、呼吸法のエアロビクス効果でしょう。 心暖まり新陳代謝は活発になります。 読経を終えた後の気分は「フワッとなる」の一語に尽きます。雲の上に乗れたような安心感に到達し、「時間を忘れる」と皆さんおっしゃいます。現代は皆さん、せっかち過ぎます。

【声は、超え】  また、世にもてはやされている、声を出さない呼吸法だけのリラックス法は、発声に、声帯に、言語中枢に、ストレスに、抑制・抑圧をかけている気がしてなりません。 青春ドラマでは、沈む夕陽に向かって「バカヤロー!」と叫ぶのが定番です。
  お題目の唱題行(しょうだいぎょう)や、お念仏を独りで数珠を操りながら百万篇もとなえる修法(しゅほう)もまた発声による解脱で、キリスト教では皆で天を仰ぐ賛美という歌しかありません。高尚なカラオケですが、末那識(まなしき)・阿頼耶識(あらやしき)と言う意識の底からの気付きとは遠い。

【キリスト教との違い】  「ギリシア文化とキリスト教が欧米を作った」と習いませんでしたか? 今なら「ユダヤ教からローマ文明までがアメリカを作った」と言いたい。 キリストは34歳で殺され、修行による成熟という教えは弱い。 『旧約聖書』のガリ勉と40日間の断食を青年期にしています。 断食修行はユニヴァーサルな修行法です。
  グレゴリオ聖歌と読経の違いは、前者がメロディーにたけていること、これはローマ・カトリックがギリシア悲劇音楽コロス(コーラスの語源)の薫陶を受けたから。 西欧の方が東洋より交通の便で勝っています。 バッハを「ゆがんだ真珠」と後世は舐(な)め、メンデルスゾーンが名誉回復を図らねばならぬ程、ギリシア由来の音楽美は人々を魅了していました。
  ユダヤ教の詩篇は、軍歌ともなり讃美歌ともなっていた。 ただグレゴリオ聖歌のメロディーは記録があるが、リズム・息継ぎの記録が残っていないのです。 個性を重んじる西欧の修道院で今日伝えられている歌が原型通りかどうか? また、詩篇は無論、グレゴリオ聖歌の方が、脚が地に着いた勤行(ごんぎょう)よりも短いものが多いのではないでしょうか?
  さらにグレゴリオ聖歌は、神に向けて上へ上へと、立位で歌われたのではないでしょうか? 立位で歌う長歌は寡聞にして『マタイ受難曲』以外あまり知りません。